「牛タンが大好きだけれど、高カロリーだから太りそうで心配…」と気になっていませんか?実際に
旨味を感じるジューシーな脂質も多く含まれており、食べ過ぎると太りやすいので要注意。
しかし栄養価値が高く、太りにくい食べ方をすればヘルシーに美味しくいただけますよ!
そこで今回は、牛タンのカロリーと栄養値、太りにくくヘルシーに食べる5つのポイントをご紹介します。ダイエット中の方も美味しい牛タンを上手に取り入れていきましょう。
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もくじ
牛タン1枚あたりのカロリー
牛タン1枚あたり(約20g)のカロリーは70kcalです。
5枚食べれば350kcalとなり、ハンバーガー1個分に相当します。さらに10枚食べれば700kcalにもなり、牛丼1杯分と同じくらいのカロリーです。
牛タンはねぎ塩と一緒に頂くことも多く、淡泊でさっぱりとしたお味ですので、ヘルシーなイメージがあるかもしれませんが意外と高カロリーと言えます。
牛タン1枚あたりの糖質は0.04gと低めですが、脂質は6.4gと多く含まれています。脂質は体の機能を安定させる栄養素ではあるものの、摂り過ぎは肥満の原因になります。
牛タンは脂質が多いおかげで口の中でとろける肉汁を堪能できるのですが、ダイエット中の方や太りたくない方は食べる量を適度に抑えたほうが良いでしょう。
牛タン100gあたりのカロリー
ちなみに、牛タンの1人前の目安量は100g程度とされています。
牛タン100gあたりのカロリーは269kcal、糖質は0.1g、脂質は21.7gと、やはりカロリーと脂質が高めと言えそうです。
牛タンと牛肉の他の部位をカロリー比較
牛タンは牛肉の部位の中ではカロリーが高いのかどうか、他の部位と100gあたりの数値で比較してみました。
部位 | 100gあたりのカロリー |
牛タン | 269kcal |
牛ばら肉 | 371kcal |
牛肉もも | 172kcal |
牛ハツ | 142kcal |
牛ヒレ | 133kcal |
参考サイト:肉 – カロリー計算/栄養 | カロリーSlism
牛タンは脂の乗ったバラ肉よりはカロリーが低めですが、全体的に比較するとカロリーが高めな部位にあたります。
そうは言っても、量を食べすぎないように注意したり、他の食事メニューとの組み合わせを考えることで美味しく楽しめますよ。
牛タンはビタミンB群が豊富で美容と健康に嬉しい
牛たん好きの方は「やっぱ牛タン食べると太るんだ…」とショックを受けたかもしれませんが、美容や健康に役立つビタミンB群とビタミン・ミネラルも豊富に含まれています!
▽ 牛タン:100g(単位)あたりのビタミン・ミネラル
栄養素 | 量 |
ビタミンA | 11μg |
ビタミンE | 0.5mg |
ビタミンK | 8μg |
ビタミンB1 | 0.12mg |
ビタミンB2 | 0.3mg |
ナイアシン | 3.9mg |
ビタミンB6 | 0.25mg |
ビタミンB12 | 6.1μg |
葉酸 | 7μg |
パントテン酸 | 1.32mg |
ビタミンC | 3mg |
ナトリウム | 60mg |
カリウム | 200mg |
カルシウム | 5mg |
マグネシウム | 14mg |
リン | 140mg |
鉄 | 2.5mg |
亜鉛 | 2.8mg |
銅 | 0.1mg |
食塩相当量 | 0.2g |
参考サイト:牛タン – カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism
どうでしょう。牛タンは意外とビタミン・ミネラルが豊富に含まれていて、栄養値が高いと思いませんか?ビタミン・ミネラルは体全体の機能、お肌や髪など、美容と健康に役立ちます。
ビタミンB12・ビタミンB2といったビタミンB群とナイアシンは脂質代謝の時にエネルギーに変わって使われます。つまり、牛タンから脂質を摂りすぎたとしても体に脂肪が付きにくいのです。
牛タンには、栄養ドリンクの成分で知られるタウリン、n-6系脂肪酸やn-3系脂肪酸なども含まれており、コレステロールの吸収を抑える働き、肝機能の向上、血圧上昇、インスリンの分泌抑制などが期待できます。
牛タンの糖質量は100gあたり0.1g、1枚(約20g)あたりは0.04gと微量な上に、タンパク質は13.0gと豊富ですから糖質制限ダイエット中の方も取り入れやすいですね。
外食ではなかなか食べられないという方は、35店舗以上実食してきた中から選んだ牛タンの通販おすすめランキングの中から選んでもらえれば、失敗はないと思うのでぜひ参考にしてくださいね。
ダイエット中に太りにくい牛タンの食べ方5つのポイント
牛タンは高カロリーで脂質が多いものの、意外にもビタミン・ミネラルが豊富に含まれていることが分かりました。
ここからはダイエット中に牛タンを食べたい時に抑えておくべき、太りにくい5つの食べ方をご紹介しましょう。
牛タン定食は白米よりも麦ごはん!栄養素を効率よく摂取せよ
牛タンを食べるときには、熱々のご飯をセットで頂きたいものです。白米ではなく「麦ごはん」をチョイスすれば、牛タンに含まれる栄養素を効率よく摂取できます。
仙台の牛タン専門店に行くと、「牛タン定食」に麦ごはんや付け合せにとろろが付いてくることが多いです。
麦ごはんは白米に麦を混ぜて炊かれていますので、白米よりもビタミン・ミネラル・タンパク質・食物繊維が豊富に含まれています。
麦ごはんに含まれる食物繊維は白米の約20倍もあるので、牛タンと麦ごはんをセットで食べると血糖値の上昇を防ぎ、牛タンに含まれる栄養素を効率よく吸収・消化することができるというメリットがあります。
白米は糖質(炭水化物)を多く含んでいて、食べ過ぎると中性脂肪が体に付きやすくなるので、ダイエット中の方はできれば避けたほうが良いです。
麦ごはんをよく噛んで食べると食物繊維がお腹の中で膨らみ、満腹感を得やすく、牛タンをヘルシーに食べることができますよ。
野菜も一緒に食べて満腹度を上げる
焼肉屋さんや牛タン屋さんに行くと、つい牛タンとご飯ばかりを食べてしまいがちですが、その食べ方は血糖値を急上昇させて太りやすいのでNGです。
ダイエット中の方は、外食で牛タンを食べる時に必ずサラダ・キムチ・サンチェなど、野菜も一緒にオーダーして、自宅で食べる時も野菜を必ず添えるようにしましょう。
例えば、水分が多いキャベツやもやしなどを食べると、食物繊維が糖の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを体外に排出する働きをしてくれます。
また、野菜を多めに取った後に牛タンを食べることによって、新陳代謝をよくして消化をよくすることができます。野菜に含まれる食物繊維は脂肪を抑えることにつながるんです。
また、先程の麦ごはんでも述べたように、食物繊維はお腹で膨らんで満腹感を得やすいので、食物繊維が豊富に含まれる野菜を一緒に食べれば暴食を抑えられます。
カロリー計算することだけがダイエットではありません。バランスの良い食事で健康に栄養を取りましょう。
ゆっくりよく噛んで食べる
お腹が空いている時は、急いでお肉とご飯をお腹にかきこんでしまう方も多いでしょう。ダイエット中の方だけでなく、健康のためにも食事はゆっくりとよく噛んで食べるのが正解です。
糖質制限ダイエット中の方は食事にお肉を食べることが多くなりますが、お肉を噛む回数を増やすことで満腹感を感じやすく、消化もスムーズになり食べ過ぎを抑えてくれます。
食べる順番は「お肉(タンパク質)よりも野菜(食物繊維)を先に食べると血糖値の上昇を抑える」というメソッドがありますが、最近では「お肉を先に食べたほうがいい」という意見もあります。
いずれにしても科学的な根拠がないのが現状で、一概に「正しい順番」はありませんが、ご飯(炭水化物)は最後に食べると血糖値の上昇を抑えて、脂肪がつきにくくなるのは事実です。
網焼きでしっかりと焼く
牛タンは柔らかいレアが好みの方もいらっしゃると思いますが、太りにくい食べ方を追求するならば、しっかり焼いて余分な脂質分を落とせば約10%から30%もカロリーを減らせます。
ただし、牛タンを含むお肉に含まれるビタミンは水溶性のため、電子レンジやオーブンを使うと水に栄養素が溶け出してしまい、せっかくの栄養値が下がってしまうので要注意です。
できれば牛タンは網焼きで焼くと余分な脂質分を落としながら、同時に必要なビタミンの流れを抑えることができますので、ヘルシーに食べることができますよ。
レモン汁をたっぷりかけて代謝UP
牛タンのカロリーを少しでも抑えてヘルシーに食べるには、レモン汁(26kcal/100g)をたっぷりかけて、ビタミンCとクエン酸も同時に摂取して、代謝UPを促しましょう。
牛タン専門店には甘いタレを置いてあるお店もありますが、ダイエット中の方はレモン汁と塩コショウのシンプルな味付けが適しています。
牛タンはネギをたくさん乗せる食べ方も人気です。ネギには糖質代謝をサポートして、血液サラサラ効果が期待できるアリシンも豊富に含まれているので、ヘルシーな食べ方といえます。
レモン汁は酸味が強くて苦手だという方は、牛タンに少量のわさび(88kcal/100g)をつけて食べると美味しくいただくことができますよ。
牛タンを食べて太るのが心配!食べ方の注意点
牛タンが大好きだけど、食べて太るのが心配で頻繁に食べられないという人も少なくないですよね。
牛タンの食べ方によっては太る原因となりますが、注意点として確認しておけば美味しくヘルシーに楽しめますよ。
脂質が多いため食べ過ぎには注意
牛タンが太ると言われる理由として、脂質が多いことが挙げられます。しかし牛肉の良質な脂質のため、適量を守れば必要な栄養素として取り込むことができます。
よく焼くと脂が落ち、含まれている脂質を減らせるためおすすめです。食べる量を減らすだけでなく焼き方も工夫してみてください。
ご飯の量を調節して糖質を減らす
牛タンを食べる際に注意が必要なのはご飯の量です。牛タンは味付きなどもありますし、牛タンを食べて太るというよりは白米を食べすぎてしまうことに原因があります。
みなさんご存知の通り、牛タンの脂、もしくは絡んださまざまなタレは食欲をそそり白米との相性も抜群ですからね!そのせいもあって、「牛タンは太る」と認知している方が多いのでしょう。
ご飯を食べ過ぎないことによって、カロリーが増えることを抑えることができます。たくさん牛タンを食べたい人は特に、全体のバランスを考えてみましょう。
野菜の量を増やして食物繊維でお腹を膨らませ、満腹感を得られるようにする食べ方もおすすめです。
牛タンは健康のための栄養の宝庫!得られる効果は?
牛タンは太るから…と敬遠する方もいるかも知れませんが、実は牛タンは健康のためになる栄養に溢れる宝庫なんです。他の部位にはみられない牛タンの魅力から効果までを合わせて紹介していきます。
脂質をエネルギーに変えるビタミンB群
牛タンにはビタミンB群がたくさん含まれています。ビタミンB群は脂質をエネルギーに変える効果があり、他の部位よりも脂質がそのまま吸収されづらい魅力的な部位なんです。
また、動脈硬化などの予防にも効果があるビタミンB12など、病の予防にも有効な成分もたくさん含まれていて、ダイエットをしている人や、健康を気にしている人にもおすすめです。食べ方をしっかり意識すれば牛タンは太るどころか健康にいいのです!
ターンオーバーの促進で美容効果
実は牛タンには、女性にも嬉しい美容効果につながる栄養成分も多く含まれていることが特徴です。
ストレスの緩和や皮膚の再生などターンオーバーにも役立つビタミン成分によって、食べて楽しむだけでなく美容効果も得られるなんて一石二鳥ですよね。
肝臓にも効くタウリン
焼肉を食べる際には欠かせないのがお酒ではないでしょうか。疲れた体に染み渡る美味しいお酒は、つい飲み過ぎてしまう人も多いですが、実は牛タンとの組み合わせによって肝臓の機能の働きをよくしてくれる驚きの効果もあるんです。
牛タンには肝臓に効くタウリンがたくさん含まれており、飲みの席でも相性抜群です。
さらに牛タンの栄養について詳しく知りたい方はこちらも参考にしてくださいね。
牛タンは必ず太るわけじゃない!たくさんメリットのある部位
牛タンは食欲をそそる脂の乗った見た目からも、太るというイメージを持たれがちですが、実はただの脂質ではないんです。
牛タンに含まれる成分は健康を気にする人も積極的に取るべき栄養素に溢れており、食べ過ぎさえしなければ積極的に食べることをおすすめできる牛の部位です。牛タンに含まれる栄養素をすべて取ろうと思うと、たくさんの食材を用意しても取り切れないほどの様々な栄養分に溢れており、メリットだらけと言えるでしょう。
牛タンはよくレモン汁と一緒に食べることも多いですが、実はこの組み合わせによって最強の栄養バランスで食べることができます。レモンには牛タンには含まれないビタミンCが満点で、より新陳代謝を上げてダイエットにも効果的です。
また、つい美味しくてご飯に箸が進んでしまいますが、レモンの味によってさっぱりし、炭水化物への食欲を抑えることもできますよ!
牛タンのカロリーまとめ:工夫次第でヘルシーに味わえる
牛タンは高カロリー・高脂質な食べ物ですから、食べ過ぎると体に中性脂肪が付いて太りやすく肥満の原因になります。特にダイエット中の方は注意が必要です。
ダイエット中に牛タンが食べたくなったら、今回ご紹介した5つのポイントに気をつければ、全体のカロリーを抑えてヘルシーに楽しむことができます。
牛肉の中でも希少部位でなかなか味わえない牛タン。食べる量と食べ方に注意して、美味しくカロリーを抑えて楽しみたいですね。