最近は牛タンを取り寄せできるお店も増え、気軽に入手しやすい時代になってきました。
そんな中で
「フライパンで牛タンを焼いてみたら、まずかった」
「牛タンをフライパンで焼くときは油ひくの?」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、家庭のフライパンで焼いた牛タンがまずいと感じる原因と、
フライパン、ホットプレート(グリル)、七輪などを使用した、自宅での牛タンの美味しい焼き方をご紹介していきます。
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— まい牛🐮@牛タン情報発信中✨ (@mainichi_gyutan) May 5, 2021
もくじ
牛タンをフライパンで焼いたらまずい?3つの原因
牛タンは、自宅にある普通のフライパンでも美味しく焼くことができます。
「牛タンをフライパンで焼いたらまずかった…。」そう感じた場合は、もしかしたら焼き方に原因があるかもしれません。
原因を見つけて対処できれば、家庭で手軽に美味しい牛タンが楽しめますよ。
- 牛タンが冷えた状態で焼いているから
- 弱火でゆっくり焼いているから
- 牛タンを重ねて焼いているから
牛タンが美味しくない原因を、その理由とあわせて解説します。
牛タンが冷えた状態で焼いているから
牛タンがまずい場合によくある原因が、牛タンが冷えた状態で焼いていることです。
自宅で食べる牛タンは、基本的に冷蔵庫や冷凍庫に保存しているものを取り出して焼くかと思います。
しかし、取り出してすぐに焼いてしまうと、牛タンの中まで火が通りにくく、生焼けになりやすいです。
また、冷えた状態の牛タンは焼く時間が長くなってしまうため、牛タンのうま味成分である肉汁が蒸発してしまいます。
おいしく牛タンを焼きたいなら、牛タンを常温に戻してから焼くようにしましょう。
弱火でゆっくり焼いているから
牛タンを弱火でゆっくり焼くと、うまみ成分が抜けてしまい、さらに食感も固くなる原因になります。
自宅のフライパンで焼くと、ちょうどいい火加減に悩むかもしれません。
美味しく食べるためには、中火から強火で早めに焼き上げるのがポイントです。
ただし先ほどもお伝えした通り、牛タンが冷えているとムラができてまずくなってしまうので、常温に戻してから短時間で焼きましょう。
牛タンを重ねて焼いているから
フライパンに牛タンを一気に入れ、重なった状態で焼いてしまうと、味がまずくなる原因になります。
牛タンを重ねると焼け具合にムラができ、全体がしっかり焼けるまでに時間がかかってしまうためです。
また、沢山入れるとフライパンの温度が下がることも、焼く時間がかかる要因になります。
重ねるよりも、ムラなく焼ける量をさっと焼くと、効率的に美味しく焼き上げられますよ。
フライパンでの牛タンの美味しい焼き方
牛タンがまずくなる原因を踏まえ、家庭でできる美味しい焼き方を取り入れてみましょう。
フライパンで牛タンをおいしく焼くためのポイントは 6 つです。
- ポイント① 焼く前に牛タンの表面に塩コショウを振る
- ポイント② 焼くときは中火~強火で焼く
- ポイント③ 牛脂またはサラダ油を薄く引く
- ポイント④ 強火で熱したフライパンに牛タンをのせる
- ポイント⑤ 肉汁が出てきたら裏返す
- ポイント⑥ 裏返して 20 秒~30 秒待つ
フライパンで牛タンを焼く前に、牛タンに塩コショウを振りかけておきます。
岩塩を利用するのもいいですが、塩コショウの方がおいしいのでおすすめです。
牛タンを長い時間焼いていると、牛タンのうま味成分が蒸発してしまうため、中火~強火で焼きましょう。
短い時間で焼き終わるのが牛タンをおいしく焼くコツです。
フライパンに牛脂またはサラダ油を薄くひきましょう。
油の量は、フライパンになじむ程度の量で問題ありません。
牛脂を利用すると、香りづけになるのでおすすめです。
香りが少ないアメリカ産の牛タンを焼くときに利用すると甘みやうま味が付けられておいしさがアップしますよ。
牛タンを焼く前に、フライパンを強火で熱しておきましょう。
ひいた油から煙がたったら、牛タンを焼いていい合図です。
牛タンをフライパンに乗せた後も、強火のまま焼き続けてください。
焼いている途中は、なるべく牛タンを動かさないようにしましょう。
何枚か同時に焼くときは、牛タン同士が重ならないように注意してくださいね。
周りが白っぽくなってきて、肉汁が浮き出てきたら裏返していい合図です。
白っぽくなるまで、薄切りは約30秒、厚切りは約1~1分半ほどかかります。
裏返したときに牛タンが反り返ってしまうことがありますが、気にせず焼き続けてください。
ときどき、牛タンの反っている部分を押しながら焼きあがるのを待ちましょう。
牛タンを裏返して、20~30 秒ほど経ったらできあがりです。
生焼けの部分がないか確認して、おいしくいただきましょう!
ホットプレート・グリルでの牛タンの美味しい焼き方
ホットプレート・グリルで牛タンをおいしく焼くポイントは 3 つです。
- ポイント① 牛タンに塩コショウを振る
- ポイント② 熱した網に牛タンを並べる
- ポイント③ 中火で牛タンを焼く
フライパンで焼くときと同様、牛タンの表面に塩コショウを振りかけます。
仙台牛タンなど味のついている牛タンには塩コショウを振る必要はありません。
牛タンを並べる前に、中火~強火で網を温めておいてください。
焼き網の場合、網が赤くなるまで温めましょう。
魚焼きグリルの場合は、中火で 1 分ほど予熱しておきます。
ホットプレートの場合は、温度を200℃程度に温めておきましょう。
温まったら、牛タンを重ならないように並べてください。
牛タンを並べた後、そのまま中火で牛タンを焼きます。
焼き網の場合は、牛タンが焦げてしまわないよう 4~5 回ひっくり返してください。
魚焼きグリルの場合、中火で 6 分焼いた後、ひっくり返して 4 分焼きましょう。
様子を見てしっかり焼きあがっていたらできあがりです。
七輪での牛タンの美味しい焼き方
七輪で焼く場合、牛タンの厚さによって焼き方が変わります。
2 つの焼き方について詳しく解説していきます。
牛タンを七輪の中央に置き、牛タンが汗を出し始めたタイミングでひっくり返します。
ひっくり返したときは、同じ場所に置くのではなく、少し場所をずらして置きましょう。
4~5 回ひっくり返し、焼き目がしっかりついたらできあがりです。
厚切り牛タンは、薄切りと比べてしっかり火を通す必要があります。
切れ目がある牛タンは、切れ目がある方を下にして焼きましょう。
切れ目がある方を最後に焼いてしまうと、うま味や肉汁が逃げてしまいます。
七輪の真ん中に牛タンを並べ、半分ほど色が変わったらひっくり返しましょう。
ひっくり返した後、最初に焼いた面と同じくらい焼き色がついていたらできあがりです。
牛タン人気店の美味しい焼き方をご紹介【調理メモ公開】
通販で取り寄せた牛タンのおいしい焼き方について、お店別に解説していきます。
今回紹介する牛タンは以下の3つです。
- 肉のいとうの肉厚牛タン
- 陣中の牛タン
- カネタの牛タン
肉のいとうの肉厚牛タンの焼き方
肉のいとうの肉厚牛タンの焼き方は以下のとおりです。
- 冷凍状態の牛タンを冷蔵庫で半日解凍させる
- フライパンに少し油を引いて、温める
- 重ならないように牛タンを並べる
- 中火~強火で焼き目がつくまで待つ
- 裏側も同じように焼く
焼きすぎると固くなってしまうので注意しましょう。
通販で買える肉のいとうの肉厚牛タンの味や食感は、肉のいとうの牛タンの口コミ記事で詳しく紹介しています。
陣中の牛タンの焼き方
陣中の牛タンの焼き方は以下のとおりです。
- 冷凍状態の牛タンを完全に解凍する
- フライパンに薄く油を引く
- 中火~強火で両面に焼き目をつける
- 余熱で牛タンの中まで火を通す
解凍を急ぐ場合、真空パックのまま流水で解凍してください。
ちなみに陣中の牛タンは、丸ごと一本で簡単に3つの部位を楽しめます。詳細は陣中の牛タンの口コミをご覧ください。
カネタの牛タンの焼き方
カネタの牛タンの焼き方は以下のとおりです。
- 冷凍状態の牛タンを冷蔵庫で8時間解凍する
- 熱したフライパンまたはホットプレートに油を引かずに牛タンを並べる
- 牛タンの中心部まで火を通す
- 牛タンの中心が膨らんできたらひっくり返す
- 裏面も同じように焼いてひっくり返す
何度もひっくり返さず、じっくり焼くのがおいしい牛タンを焼き上げるポイントです。
牛タンの解凍を急ぐ場合、袋に入れたままの状態で 10 分間流水してください。
カネタの牛タンを食べた感想や、お得に取り寄せる方法はカネタの牛タンの口コミ記事で紹介しています。
牛タンがまずい原因と美味しい焼き方まとめ
今回は、牛タンがまずくなる原因と、美味しい焼き方についてご紹介しました。
牛タンは、生焼け状態で食べることはできません。そのため、中心部までしっかり焼き上げる必要があります。
あまり焼きすぎると固くなってしまうため、表面にこんがり焼き目がついた時点で焼くのをやめましょう。
また、牛タンを焼く際に出てきたドリップは食べられないことはないですが、あまりおいしくない上、臭みがあるので食べるのはおすすめしません。
ドリップには細菌が繁殖しやすいので健康的にも良いとは言いにくいです。
火を通せば問題ないかもしれませんが、衛生上よくないので捨てた方がいいでしょう。
牛タンはさまざまな焼き方で楽しめるお肉です。
最低限のやり方は守りつつ、自分の好きな焼き方や食べ方で、牛タンを楽しみましょう。
これから美味しい牛タンをお取り寄せしてみたい方は、牛タン通販おすすめランキングを参考にどうぞ。