焼肉店に行くと、お肉と一緒に必ず出てくるのが付け合わせの野菜。
お肉だけ食べたい人にとっては、野菜は必要ないと感じるようです。
しかしながら、実はこの野菜、お肉と一緒に食べることで嬉しい栄養価が得られるため出されているのです。
この記事では、付け合わせに出てくる定番・変わり種の野菜の栄養価と、食べ方についてご紹介していきます。
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もくじ
焼肉の付け合わせの野菜、定番から変わり種の栄養価とは
焼肉のメインはお肉ですが、陰の立役者とも言えるのが野菜です。
付け合わせの野菜は、よく見かける定番から変わり種まであると思いますが、ただ単にチョイスされている訳ではありません。
実は、焼肉で食べる野菜は、お肉と一緒に食べることで得られる栄養価があると考えられているのです。
では、その栄養価とは一体何か、具体例と共に見ていきたいと思います。
焼肉の定番野菜は、必然的にお肉と一緒!
焼肉で出される定番野菜は、お肉と一緒に食べると良い効能を得られます。
そのため、必然的に一緒に出されることが多いのです。
焼肉の定番野菜①キャベツ
焼肉というとまず初めにキャベツを出す焼肉店も多いですが、キャベツは「食べる薬」と言われており、胃の壁や粘膜を守るビタミンUが含まれているためです。
焼肉ではついついお肉をたくさん食べてしまいますが、お肉は油脂が多く含まれており、消化の悪い食べ物。
キャベツを初めに食べることで、胃の保護をしつつ、お肉の消化を助けてくれる働きがあるというわけです。
焼肉の定番野菜②たまねぎ
たまねぎに含まれている硫化アリルは、血中のコレステロール値を正常に戻す役割。
お肉を多く食べることで、コレステロール値は上昇し、ドロドロとした血液になってしまいます。
そんな状況を助けてくれるのがたまねぎの硫化アリルというわけです。
さらに嬉しいことに、ためねぎには塩分を分解するカリウムも多く含まれています。
焼肉では味付けの濃いものを食べる機会も少なくないですが、たまねぎのカリウムが、塩分過多による血圧の上昇を防いでくれると考えられています。
こういった理由からも、たまねぎは焼肉に欠かせない定番野菜となっています。
焼肉の定番野菜③ピーマン
ピーマンも焼肉の定番野菜です。
ピーマンは、野菜の中ではビタミンCの王様という位置付けにあります。
その抗酸化作用は、脂や塩分による体内の酸化を防ぐ効能を持つと考えられているため、焼肉にピーマンは欠かせない食材なのです。
特に赤ピーマンや黄ピーマン、パプリカがビタミンCを多く含んでいますが、これらを鉄板の上に並べれば彩りも華やか。
焼肉を用いたホームパーティにも向いている食材です。
子供も喜ぶ焼肉の変わり種野菜の栄養価
焼肉の付け合わせとして変わり種の野菜もおすすめです。
お肉の傍ら晩酌という、大人向けのイメージもある焼肉ですが、子供が喜ぶ野菜があるだけで家族で楽しるメニューに早変わり。
もちろん、様々な栄養や効能があるものばかりですよ。
焼肉の変わり種野菜①サンチュ
焼肉店であればメニューに載っているサンチュも、家庭での焼肉には中々登場しないのかもしれません。
しかし、サンチュに含まれているβ-カロテンは、お肉のような油分と一緒に摂取することで吸収率が高まります。
同時に、サンチュに含まれているビタミンCが血液をサラサラにしてくれますから、焼肉にはもってこいの食材です。
サンチュは見かけないスーパーもありますが、発見した日は「お家焼肉の日」とすると良いかもしれませんね。
焼肉の変わり種野菜②ズッキーニ
焼肉する時期が夏であれば、旬の食材であるズッキーニがおすすめです。
ズッキーニに含まれているカリウムは、たまねぎと同じで塩分を分解してくれます。
また、同じく含まれているビタミンB群が、糖質やたんぱく質、脂質の代謝を助けてくれるからです。
焼肉はどうしても脂っこくなり、たんぱく質や糖質も多く摂取しがち。
そんな時の助けになってくれるのが、このズッキーニなのかもしれませんね。
焼肉の変わり種野菜③さつまいも
焼肉で出てくると、子供が喜ぶ食材ナンバーワンと言っても過言ではないのがさつまいもです。
ビタミンCやカリウムは、さつまいもにも含まれていますが、他の野菜と比べて失われにくく、より体に吸収されやすいのが特徴。
また、さつまいもに含まれるレジスタントスターチは、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効能を持っています。
腹持ちも良いため、ダイエット中の方やついつい焼肉で食べ過ぎてしまう方は、さつまいもを食べてご飯の量を減らす、という食べ方がおすすめです。
優しい甘さのさつまいもは、箸休めとして食べるのも良さそうですね。
焼肉の定番・変わり種野菜の美味しい食べ方をご紹介
焼肉の定番・変わり種野菜は単に出されている訳ではなく、焼肉との相性が考えられているというのはご紹介した通りです。
これらを美味しく食べる方法、また、食べ方によって更なる栄養素を得られることがありますので、これからご紹介していきます。
焼肉を包む野菜として「サンチュ」「レタス」
サンチュやレタスは大きな葉を持つため、焼肉を包んで食べると良いでしょう。おすすめは味噌ダレです。
味噌には体内での生成が不可能な9種の必須アミノ酸が含まれておりますが、サンチェやレタスのビタミンCと同時に摂取することでコラーゲンを生成します。
焼肉を食べながら、コラーゲンによる美肌や骨・関節の強化にも期待ができるためお得ですよ。
単にカルビやロースといった脂身の多い部位を食べ続けると、どうしても口の中がこってりしがち。
そういった時は、サンチュやレタスで野菜巻きにしてさっぱりいただきましょう。
ホットプレートを区分け!焼肉時のアイデア
自宅で焼き肉をしていると、段々ホットプレート内が煩雑になり、これは良くありません。
なぜなら、お肉の脂や焦げが他の食材にまでついてしまうため。
焼肉店であれば、網を取り替えてもらえば良いですが、自宅ではそれができないため、ホットプレートの区分けがおすすめです。
例えば、アルミカップやアルミパウンド型を用いて、さつまいもや魚介類等はその中で調理すると、お肉や他の野菜に影響が出ないためおすすめです。
また、アルミホイルを縦長に折り曲げ、大胆に区切ってしまう手も有効です。
特に肉と魚介類というふうに、他の食材に匂いや味が移ってしてしまうと、美味しく食べられない場合がありますからこういった方法を用いてみてください。
焼肉の付け合わせとして野菜炒めにするのも◎
ホットプレートではお肉のみを焼き、野菜は野菜炒めにしてしまうというご家庭もあるようです。
理由は先述の通り野菜は野菜だけ、とする方が他の食材の影響を受けずに美味しく食べられることもあるからです。
さらに、ホットプレートではなく、フライパンでしっかり炒めることで、にんじんやかぼちゃといった硬い野菜にもしっかり火を通すことができるでしょう。
ホットプレートが小さい場合も、野菜は別で調理してしまうのがおすすめですよ。
焼肉付け合わせの野菜まとめ
焼肉の定番・変わり種野菜はいずれも栄養価が高く、お肉との相性が良いため、これまでお肉のみを食べていたという方は、なるべく野菜も一緒に食べると良いでしょう。
食べ方によっては更なる栄養価を期待できたり、お家焼肉も工夫次第でより美味しくいただけます。
今回ご紹介したことを参考に、焼肉を楽しんでくださいね。