焼肉や焼き魚、炭火料理は七輪がおすすめ。
七輪の素材である珪藻土や炭火の遠赤外線が、お肉のうま味や栄養を閉じ込め、より美味しく仕上がるからです。
とはいえ、七輪がないご家庭も多く、 七輪選びに悩む方もおられることでしょう。
そこでこの記事では、珪藻土を使用した日本製をおすすめすると共に、国産の七輪メーカー5社をご紹介していきます。
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もくじ
七輪を買うなら日本製を選んで!珪藻土が七輪に適している理由
七輪を買うなら、珪藻土を使用した日本製のものを選ぶのがおすすめです。
理由は単純で、珪藻土の七輪で焼いた方が素材がより美味しくなるから。
珪藻土と言うとコースターやバスマットに使用されていますが、これは藻類の一種が堆積し、長い年月をかけて固まった化石のようなもの。
日本製の七輪メーカーは、珪藻土を使用して陶磁器を作り上げますが、この造りとガス熱の4倍の遠赤外線効果を出すと言われている炭火との相性は抜群です。
肉や魚を一気に焼き上げてうまみを閉じ込めるため、七輪で焼くと美味しく感じられるというカラクリ。
日本製のものは職人が一つ一つ丁寧に作り上げており、外国製のものと比べても軽くて丈夫なため、国内外問わず人気があります。
七輪の購入を検討しているなら、品質の良い日本製のものを選んでみてください。
良質な珪藻土の産地は能登半島!職人が作る切り出しなら長持ち
我が国には有数の珪藻土の産地がありますが、七輪に適しているのは石川県の能登半島産なのだそう。
全国の七輪メーカーがわざわざ能登半島から珪藻土を仕入れているとのことで、これには理由があり、国産の中でも能登半島産の珪藻土を素材とした七輪がおすすめです。
ここからは能登半島産の珪藻土が良い理由、また、七輪のおすすめの製法をそれぞれご紹介していきます。
能登半島は良質な珪藻土の宝庫
能登半島の珪藻土が良質である理由は、珪藻に加えて粘土が多く混ざっているから。
人的に粘土を混ぜる製法(練り)はあるものの、自然が生み出した粘土を含む珪藻土は貴重であり、それらの比率が良質とされています。
実際に、能登半島の珪藻土には無数の空気の穴があり、空気と熱をコントロールしなければならない七輪には最適な素材と言われています。
七輪の製法2種「切り出し」「練り」の違い
珪藻土を使った七輪の製法には、「切り出し」と「練り」の2種類があります。
七輪を試したい方は練りがおすすめ。
切り出し七輪は、地層から塊の状態で出した珪藻土を職人がノミなどの道具を使って七輪の形に切り出したもの。
地層から出てきたままの状態なので、珪藻土の組成が崩れず多くのミクロの穴が開いています。そのため軽くて丈夫なのだそう。
一方、前項にも出てきた練り七輪ですが、珪藻土の塊を砕いて粘土等を加えて練り、型に入れて成型した七輪のことを指します。
この製法は大量生産が可能で、切り出し七輪に比べて安い価格で手に入ります。同一の型で作成するため形も均一、きれいな形をしています。
七輪が初めてである方や試したいのであれば、練り七輪から始めてみると良いかもしれません。
能登の切り出し七輪は一生モノ
七輪にこだわりたい方は、切り出し七輪を選ぶと良いでしょう。
素材である能登の珪藻土は食材の表面をパリっと仕上げつつ、脂の流出を防ぎます。
食材を美味しく調理することができるため、由緒ある料亭等ではこちらを採用している場合も多いのです。
以上のような理由から、長く愛用したい七輪をお探しの方は、能登半島の珪藻土を素材とした切り出し七輪をおすすめします。
能登半島産の珪藻土を使った国産のおすすめ七輪メーカー5選
七輪はホームセンターのコメリやカインズ、コーナン等でも販売されていますが、手に取りやすい価格帯ではあるものの、能登半島産の珪藻土でないことも多いです。
「練り」または「切り出し」の製法のほか、デザインや機能が少しずつ違うため、用途や好みに合わせて選んでみてください。
キンカ株式会社
キンカ株式会社の七輪は、種類が豊富で用途に合わせて形や大きさを選ぶことができます。
家庭で使いやすい「卓上しちりん」は、初めて七輪を買う方におすすめの商品です。
「奥能登特製大型コンロ」は大人数でのバーベキューはもちろん、レストランを経営している方はこちらを導入することでお客さんの目を引くことができるかもしれませんよ。
太成工業株式会社
太成工業株式会社は約80年間、珪藻土の七輪を作り続けている伝統ある会社です。
持ち手の付け方を工夫しており、持ち運びが楽で壊れにくい構造となっています。
重厚感のある「バーベキューコンロ 能登」は店舗でも家庭でも存在感のある七輪です。
有限会社丸和工業
切り出し七輪を製造する有限会社丸和工業は、テレビなどのメディアにも度々取り上げられる有名メーカーです。
珪藻土のブロックから切り出し、職人が一つ一つ丁寧に作り上げていきます。
七輪が焼き上がった後の磨きや、塗料で装飾を施す等全ての工程が手作業で行われており、仕上がった七輪は逸品です。
高価ではありますが、間違いなく生涯使い続けたい七輪になることでしょう。
高品質な「なごみ七輪」は、彫刻のような手削りと真鍮バンド巻きが美しい切り出し七輪です。
能登燃焼器工業株式会社
能登燃焼器工業株式会社は工場のすぐ横の坑道から切り出した珪藻土の塊から、切り出し七輪を製造しているそうです。
職人が昔ながらの製法で切り出し、薪を使って二晩かけてじっくり焼き上げます。
できあがった七輪は他に類を見ないほど。高級料亭で出されてもおかしくありません。
もちろん一般家庭向けの七輪も制作しているので、こだわりの店舗や一生モノの七輪を手に入れたい方におすすめですよ。
七輪本舗
七輪本舗は、能登珠洲市の天然珪藻土を、職人さんが一つ一つ丹精込めて作り上げています。
300万アクセスを超える老舗サイトというだけあって、品切れの場合もあるとのこと。
七輪本舗のサイトでは、七輪の歴史から選び方、手入れの方法までご紹介されていますので、七輪の購入が初めての方でも安心してお買い求めいただけますよ。
おまけ:切り出し七輪はふるさと納税の返礼品でもらえる!
ふるさと納税をされている方も多いと思いますが、切り出し七輪を返礼品とする自治体もあります。
本格的な七輪を購入する前に、返礼品でもらった七輪を使用してみるのも良いかもしれませんね。
日本製の七輪まとめ
七輪で焼いた肉や魚は、炭火の遠赤外線によってうま味や栄養をそのままに、美味しく食べることができます。
多くの七輪が販売されていますが、能登半島の珪藻土を使った七輪は丈夫であり、長く使い続けることができる逸品ばかり。
いずれも決して安くはないものの、いつもの肉や魚が何倍も美味しく感じられ、自宅焼肉やバーベキューでも大活躍します。
是非この感動を味わってみてはいかがでしょうか。
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