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解凍した肉を再冷凍しても大丈夫?NG?注意点をまとめました

解凍した肉を再冷凍しても大丈夫?NG?注意点をまとめました

スーパーで購入したお肉は、実は再冷凍となってしまっていることがあります。

解凍した肉は再冷凍しても大丈夫なのかというと、いくつかの注意点に気を付けていれば問題ないでしょう。

買い物の回数を減らしたり、特売日に買いたい等の理由から、肉をまとめて購入し冷凍保存する方も多いかと思います。

この記事では、肉の再冷凍の安全性や注意点をご紹介していきます。

スーパーの解凍肉を再び冷凍しても問題はない

スーパーの解凍肉を再び冷凍しても問題はない

スーパーで買ってきた解凍肉を、自宅の冷凍庫で再び冷凍しても問題はありません。

オーストラリアの食品微生物学研究者、キャシー・モア氏によれば、5℃以下の冷蔵庫で解凍した肉であれば、再冷凍しても問題はないとのこと。

全国スーパーマーケット協会は、スーパーマーケットにおける食肉用の冷蔵庫は「3℃〜0℃」(法律では4℃以下)を推奨しています。

モア氏の言う「5℃以下」をクリアしているため、国内のスーパーで購入した肉を再冷凍しても問題ないと言えるでしょう。

また、この温度上の理由から、室温や電子レンジで解凍した肉の再冷凍は避けた方が良いと言えます。

解凍肉を再冷凍する方法

解凍肉を再冷凍する方法

肉のパックに「解凍品」といった文字が表記されていたとしたら、その肉は一度冷凍し、解凍したものということになります。

海外産であれば、輸送のために冷凍する必要性が出てくるため、ほとんどが解凍肉であると言ってもいいでしょう。

そういったこともあり、私たちの生活と解凍肉とは切っても切れない縁かもしれません。

そこで、自宅ではどのように再冷凍すれば問題ないのか、再冷凍の方法について紹介します。

真空パックで肉の再冷凍時の鮮度をキープ

肉を再冷凍する場合は、真空パックすることによって鮮度のキープが期待できます。

スーパーのお肉でドリップが出ているのを見かけることも多いかもしれませんが、これは加工や冷解凍、配送等によって肉のうま味が流出している状態です。

そんな肉を冷解凍してしまうと、さらにドリップが出てしまい、結果的に栄養価が低下していたり美味しくない肉を食べることになるかもしれません。

こういった問題を解決するのが真空パック。

肉は空気に触れることで酸化し、うま味が逃げていくため、空気を抜いてあげることで冷凍時でも鮮度を閉じ込めることができます。

美味しく食べるためには、購入したその日に真空パックすることをおすすめします。

業務スーパーの冷凍肉の再冷凍は大丈夫?

業務スーパーの冷凍肉の再冷凍は大丈夫?

業務スーパーの冷凍肉のように予め冷凍されている肉を再冷凍する場合は、冷蔵庫で半解凍して冷凍するようにしましょう。

冷蔵庫というのがキモで、菌の繁殖を抑えながら解凍することができるためです。

自然解凍は菌が繁殖しやすく、電子レンジ等は熱が通る可能性があるため、再冷凍したい場合は冷蔵庫で行うことをおすすめしますよ。

ちなみに、冷凍保存している肉の賞味期限は2週間〜1ヶ月以内と言われており、この期間に使い切ることで安全に食べられるでしょう。

また、業務スーパー等でお肉をまとめ買いしている方は、初めから小分けになった冷凍肉を取り寄せるのも手。おすすめの安い焼肉セットでは、ご自宅用に最適なセットを紹介しています。

再冷凍した肉の解凍方法

氷水解凍

自宅で再冷凍した肉を美味しく食べるには、冷蔵庫での解凍が望ましいです。

理由として、室温で解凍を行うとドリップが出てしまい、味があまり美味しくなくなってしまう原因になるためです。

また、電子レンジでも解凍はできますが、再び冷凍する場合は食中毒に繋がる恐れもあります。

ただ冷蔵庫での解凍となると時間がかかるため、前もって移しておくのが面倒…ということもあるかもしれません。

肉を使いたい当日でも、以下の「氷水解凍」であれば2〜3時間で行うことが可能です。少し時間がある場合にはこの方法も活用してみてください。

氷水解凍の手順
  1. 肉が浸かる大きさのボウルを用意します。
  2. ボウルに水と、水が冷える量の氷を入れます。(0℃前後)
  3. 冷凍状態の肉をポリ袋に入れて空気を抜き、②に沈めます。(袋が浮く場合は皿等の重しを乗せる)
  4. 芯が若干残る程度まで解凍が進めば完了です。
注意点:氷が溶けた場合は足し、冷えた状態を保ちましょう。

肉の再冷凍は食中毒に気を付けて!注意点とは?

肉の再冷凍は食中毒に気を付けて!注意点とは?

肉の再冷凍で注意を払いたいのが食中毒です。

冷凍食品を販売するニチレイによると、家庭用の冷凍庫の温度は−15℃ほどであり、この温度以下であれば、肉にもともと付着している菌は活動停止している状態にあるとのこと。

これを解凍する過程で菌が活発になり、様々な食中毒に繋がる恐れがあるため、注意が必要な行程となってきます。

ここからは、食中毒が起こり得る解凍例をもとに、再冷凍時の注意点をご紹介していきます。

解凍した肉が余った!再冷凍はアリ?

解凍したお肉が余ってしまい、再冷凍した経験はありませんか?

余らせた肉の再冷凍は避けた方が良く、理由は食中毒に繋がりかねないからです。

冷蔵庫に置いている間、菌の増殖は緩やかになっているものの、増えていないわけではありません。

冷解凍を繰り返すうちに菌の温床となってしまうことも・・・。

解凍した肉は使い切ることが理想ですが、余らせてしまうほど量がある場合には、購入した当日中に小分けにして冷凍しておくのがベストです。

レンジで解凍した肉の再冷凍には気を付けて!

肉の解凍は冷蔵庫で行うことが望ましいですが、時短のために電子レンジで解凍する方も少なくないと思います。

しかし、この解凍方法の後に再冷凍すると、食中毒に繋がる恐れがあるため注意が必要です。

食中毒菌は、35℃程度の温度になる時に最も増殖すると言われておりますが、レンジで中途半端に加熱した場合、菌の増殖条件を満たしてしまう場合があるからです。

菌が増えてしまった肉を再冷凍しても、それらが死滅することはありませんから、次回食卓に並んでしまった時に食中毒となってしまう可能性があり、危険です。

特に、肉を加熱してもまばらに解凍されてしまうような古いレンジをお持ちのご家庭は要注意。

電子レンジで解凍した肉は、なるべく使い切るように心がけてください。

ちなみに「氷水解凍」なら2〜3時間で行えますので、調理まで多少時間がある場合にはこの方法も検討してみましょう。

冷凍肉に下味を付けて再冷凍したい場合は「半解凍」

調理の手間が省けて時短になるため、予め肉に下味を付けて冷凍している方も多いのではないかと思います。

これを冷凍肉で行いたい場合は、肉を冷蔵庫に移し、半解凍の状態に戻してから下味を付けると良いでしょう。

理由は先述したとおり菌の繁殖を抑えるため。

なるべく手早く行うようにしましょう。

半解凍状態では味がしみない、と濃いめの味付けをする方もおられるようですが、調理時に溶けるため、通常通りの味付けで問題ないですよ。

豚肉の再冷凍に注意!牛・鶏にはない食中毒

豚肉の再冷凍に注意!牛・鶏にはない食中毒

豚肉は牛肉や鶏肉と共通の菌(カンピロバクターやサルモネラ菌等)を持っているうえに、E型肝炎ウイルスに感染していることもあるため注意が必要です。

このウイルスは、豚肉を生食することで発症すると考えられており、特に妊娠中の女性は重篤化しやすく、厚生労働省も注意喚起しています。

他の菌と同様に冷凍しても死滅しないウイルスであるため、豚肉を冷解凍する場合には、十分注意して取り扱うよう心がけてください。

停電時の肉の解凍・再冷凍!食中毒にご用心

停電時の肉の解凍・再冷凍!食中毒にご用心

日本では毎年のように地震や台風といった自然災害が発生しています。

これらの影響で停電することも少なくありませんが、停電時の食中毒には要注意。

電気が止まれば冷凍庫内はすぐに温度の上昇、冷凍肉は解凍が始まります。

これが夏場であればなおさらスピードは早まるでしょう。

電気が復旧すると肉は再冷凍されますが、たとえ変な匂いがしなくても、腐敗が進んでいる可能性があります。

もったいないと感じるかもしれませんが、安全のため怪しいと感じたら廃棄することをおすすめします。

解凍した肉の再解凍まとめ

解凍した肉の再解凍まとめ

スーパーで解凍された肉は再冷凍しても問題はありません。徹底された品質管理のもとで処理が行われているからです。

ただし、自宅で解凍や再冷凍を行う場合には注意が必要です。何度も冷解凍を行ったり、不十分な温度管理をしたりすることによって菌が繁殖し、食中毒を招く可能性もあります。

肉を再冷凍する際には、購入した日のうちに小分けして可能であれば真空パック、少なくとも1ヶ月以内には使い切ることをおすすめします。

冷凍肉を安くまとめ買いしたい方はおすすめの安い焼肉セットもぜひご覧ください。

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