牛肉には1頭の牛から少量しか取れない希少部位があります。
「レアな希少部位を味わってみたい」「焼肉で定番の部位以外も開拓したい」
という方に向けて、焼肉・牛タン通販マニアの「まい牛」が、
お気に入りの美味しい希少部位を見つけて、食事の場やご自宅での特別な焼肉に活用してみてくださいね。
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— まい牛@通販牛タン好き (@gyugle2021) May 5, 2021
もくじ
牛肉の希少部位とは?
基本的な条件としては、体重400〜600kgの牛1頭のうち、3kg以下しか取れない部位を指します。
希少部位=高級で美味しいといったイメージを持たれることもあるかもしれませんが、あくまでも基準は取れる量です。確かに高級で美味しい部位は存在しているものの、希少部位だからといって味や食感が共通しているわけではありません。
さまざまな特徴を持つ希少部位の中から自分好みのものを見つけることで、焼肉をより一層楽しめるでしょう。
牛肉の希少部位一覧!おすすめランキングTOP13
- 牛1頭(体重400〜600kg)のうち、約3kg以下の希少部位を選定
- 焼肉屋のメニューや通販商品で食べられる希少部位を選定
- 味や食感がよいと感じるおすすめの希少部位を選定
どなたでも希少部位をお楽しみいただけるよう、比較的焼肉屋さんや通販で見かけることができる部位を選定しました。また、味や食感の特徴をもとに、焼肉・牛タン通販マニアの「まい牛」がおすすめの順位を付けています。
実際にさまざまな焼肉通販商品を実食し、美味しいものだけを厳選した焼肉通販のおすすめランキングはこちらをご覧ください。
1位:シャトーブリアン
牛肉の中ではヒレ肉が最高級部位であり、シャトーブリアンはその中からさらに厳選された希少な部位です。牛1頭につき、わずか約600gしか取れないと言われています。
きめ細かくしっとり柔らかい肉質のため、分厚くカットしたステーキにぴったりです。脂肪は少なめで程よい脂の甘みがあり、高貴な味わいと食感を堪能できます。
2位:タン元
牛タン自体が牛1頭から約1kgしか取れない希少部位ですが、タン元は舌の中でも特に動かさない部分のため、柔らかい食感とジューシーな旨みが魅力です。
脂ものっており、厚切りステーキや焼肉に最適。ご自宅で食べる場合は、牛タンを塊で買って部位別に切り分け、色々な食べ方を楽しむのもおすすめです。
タン元を含む牛タンの部位については、牛タンの部位別の違いと見分け方で詳しく解説しています。
3位:ザブトン
焼肉屋では「特上カルビ」や「特上ロース」として提供されていることもあります。とても柔らかい肉質で、口の中でとろけるような食感を楽しめるのが特徴。
霜降り部位のため脂が多くコクがありますが、クセのない上品な味わいです。贅沢感があり、少量を堪能するのに向いています。
牛肉のザブトンの特徴や美味しい焼き方はこちらで詳しく紹介しています。
4位:三角バラ
脂身が多く、濃厚な旨みと脂の甘みを感じられます。焼肉屋では「特上カルビ」として提供されていることが多く、贅沢な食感と味わい深さが人気です。
味はもちろんサシが入った見た目も美しく、上質な希少部位を味わいたい方におすすめです。
5位:ミスジ
硬めの肉質を特徴とするウデ肉の一部ではありますが、ミスジは牛があまり動かさない部分のため、サシが入りやすくとても柔らかい肉質です。
水分量が少なく、焼きすぎると硬くなるので注意。サッと焼くことで、とろけるような食感と赤身肉の上質な旨みを堪能できます。
6位:イチボ
程よく脂肪がついた肉質で、もも肉の中では柔らかく、赤身肉のしっかりとした旨みも堪能できる贅沢な希少部位です。
脂の甘みも程よく感じられ、あっさりしつつジューシーなバランスのよい味わいを楽しめます。
7位:ランプ
また、同じく牛肉の希少部位であるイチボとランプは隣り合わせの位置です。イチボとランプを合わせて「ランイチ」と呼ばれ、一緒に提供されることもあります。
ランプは上質な赤身肉で旨みが強く、柔らかい肉質が特徴です。サシが少ないため、あまり脂っこくないお肉を食べたい方に向いています。
8位:リブアイ
1頭の牛からほんの少量しか取れないため、塊を厚切りにして贅沢に味わうのがおすすめです。柔らかい食感と程よくのった上質な脂、お肉の旨みを堪能できます。
リブアイはアメリカでステーキ用に人気があり、通販でも海外産のリブアイステーキが流通しています。
9位:カイノミ
バラ肉でありながらヒレに近い部分に位置しているため、バラ肉と赤身肉のバランスのとれた旨み、柔らかい食感と口溶けを堪能できます。
脂があっさりとしていて、食べやすいのも特徴。焼肉屋さんのメニューで見かけたらぜひ食べてみていただきたい、焼肉用に人気の希少部位です。
10位:トウガラシ
ジューシーな赤身で、肉本来の旨みをダイレクトに感じられるのが特徴です。赤ワインにもよく合います。
霜降りは少なく細かいスジが入っていますが、赤身肉の中では柔らかめな食感。ただし、焼きすぎると硬くなりやすいため、レアでいただくのがおすすめです。
11位:フランク
バラ肉の中では比較的脂が少なく、あっさりとした食べやすい味わいです。それでいて、バラ肉特有の甘みやコクも程よく感じられます。
旨みがありつつも脂っこくないので、こってりしたお肉が苦手な方も楽しめるでしょう。
12位:トモサンカク
シンタマには、トモサンカクのほかにマルカワ、カメノコ、シンシンという部位があります。トモサンカクはもも肉の中では特に霜降りがしっかり入りやすいです。
赤身とのバランスがよく、見た目よりも意外とあっさりしていて食べやすい味わいとなっています。
13位:テール
焼肉屋のメニューではテールスープがお馴染みです。テールはとても硬いですが、濃厚な旨みとコクがあるため、スープや煮込み料理に多く使われます。
歯ごたえのある食感で、焼肉で食べることも可能です。ただ、カットするのに電動ノコギリを使う必要があるので、自宅で食べたい方にはスライス済み商品のお取り寄せをおすすめします。
まとめ:牛肉の希少部位を焼肉屋や自宅で味わってみよう!
焼肉でよく見かける定番の部位以外にも、牛肉にはさまざまな名称の希少部位が存在しています。
本記事でご紹介したランキングを参考に、気になった希少部位を食べて、ぜひ焼肉での選択肢を増やしてみてくださいね。
身近な方にも美味しい希少部位をおすすめでき、きっと食事の楽しみが広がるはずです。
ご自宅にて美味しい焼肉を堪能したい方は、私が実食した中から厳選した焼肉通販のおすすめランキングもご覧ください。