ソロキャンプやひとりバーベキューが流行している今、七輪に興味を持った方も多いのではないでしょうか?
しかし七輪に触れたことがなければ、何を準備したらいいのかや、使い方がうまく分かりませんよね。
この記事では、七輪を買おうか迷っている方、買ったはいいものの使い方が良くわからない…という方向けに、七輪の基本的な使い方を初心者にも分かりやすく解説していきます。
通販牛タンにハマって約7ヵ月・・・
ついに30店舗を超えました!牛タン最高です。※詳細はプロフリンクにまとめています。通販牛タン選びの参考にどうぞ。 pic.twitter.com/k0U1rmDTAe
— まい牛@通販牛タン好き (@gyugle2021) May 5, 2021
もくじ
七輪とは?基本構造について
七輪とは、簡単に言うと炭火で調理ができる道具です。
七輪の内部は、二階建てのような構造になっています。下の部分は空っぽで、送風口を通してここに空気が入ります。
上の部分には炭を入れ、燃焼室と呼ばれるこの部分で火を起こします。さらにその上に金網と食材を載せることで、簡単に炭火料理を作ることが出来るというわけです。
昔の七輪は珪藻土で作られていましたが、最近は鋼板で作られたものもあります。
見た目が違っても、七輪であればどれも基本構造や使い方は同じですので安心してください。
>>七輪は日本製を選んで!良質な能登産珪藻土を使った七輪メーカー4選
七輪の良さ・炭火の魅力は味の美味しさ!
炭火で焼いた食材はどれもガス火で焼いた料理よりも美味しく感じますが、特に相性がいいのがお肉です。炭火で焼くことにより油が落ち、タレや塩がお肉にぎゅっと染みこむようになります。
また、炭火はガス火よりも高温のため、お肉の表面だけが素早く硬化することにより、美味しさのもとである肉汁が内部に閉じ込められるのです。
油が多く含まれているぶん、煙も多く出るので屋内で調理をするのはあまりおすすめできませんが、七輪を買ったなら1度はいつもより少し良いお肉を焼いて、ガス火との違いを味わってみましょう!
私は炭火焼きの美味しさを知って七輪にハマってるので、気をつけながらお家でも七輪で牛タンを食べたりしていますよ。
>>牛タンの通販おすすめランキング!人気の仙台厚切り牛タンも完全網羅!
七輪の使い方初心者向け!炭火焼きするために必要なもの
まずは七輪を使う前に、準備が必要なものを確認しておましょう。
- 炭
- 着火剤
- 着火器具
- 軍手
ここに書いていなくても、自分にとって必要そうなものがあればそれも準備しておくと良いですね。
また、炭には様々な種類がありますが、初心者のうちは火の付きやすさを重視するのがおすすめです。
ある程度七輪に慣れてきたら、自分の好きな木の炭を使うと煙の匂いも楽しめます。
炭
七輪の大きさを見て、入るサイズの炭を買いましょう。初心者には火が付きやすく小さい木炭がおすすめです。
また、炭自体も小さい方が使い勝手はいいですが、割ろうと思えば簡単に小さくできるので、その点は必要以上に気にする必要はありません。
初心者には火がつきやすい木炭がおすすめですが、
木炭は火がつきやすい分、火花がかなり散りやすく、また消えるのも早いんですよね。
私の経験談でもありますが、家の中で木炭の火付けはなかなか危険なので、本当に気をつけてくださいね。
私は家で七輪使うことも多いので、この備長炭を使用しています。
着火剤
自分が使いやすそうだと思うものを選びましょう。
ジェルタイプは固形のものより値段が高めですが、臭いが少ないので人気のようです。
私はこの着火剤を使用したことがありますが、臭いが結構きついので(ガソリンスタンドのような匂い)、家の中での使用を想定しているなら、後ほど紹介する着火器具で十分です。
着火剤を使用する方は、七輪の下の方に埋め込んで、火つけた後に炭を置いてしばらく待てば、割と簡単に火はつきますよ。
着火器具
初心者はライターよりも、チャッカマンなどの火元に距離がある着火器具がおすすめです。
私は着火剤や着火器具を諸々使わずに、ガスバーナーを使って炭を炙って着火させることがよくありますが、正直これだけでも十分火付けできちゃいますね!
ちなみにお家で七輪・炭火焼きする方は、コンロが使用できると思うのでこちらの器具もおすすめです。
先ほど述べたように木炭だと火花が散ってやや怖いです。私は備長炭を使用することもありますが、備長炭なら30分くらい火にかけていると炭の半分くらい火がつくようなイメージです!
軍手
炭が手に着くと汚れますし、なにより熱いです。安全のためにも用意しておくと便利ですね。
素手は結構危ないので、忘れないように事前に確認して揃えておきましょう。
七輪の火起こしの方法
次に七輪の使い方を見ていきましょう!
火の起こし方も消し方も何種類か方法がありますが、自分に合っていると感じた方法を選んで大丈夫です。
【基本】着火剤を使った火の起こし方
必要なものを周囲に準備し終えたら、早速着火に取り掛かってみましょう。
まずは燃焼室に着火剤を入れます。ジェルタイプを選んだ場合は炭に直接塗りましょう。
この時、七輪の送風口が開閉式の場合は開けるのを忘れずに!空気の通りが悪くなります。
着火剤に火を着けた後は、上に炭を重ねていきます。この時に炭を隙間なく詰め込むのは良くありません。少し隙間が出来るように重ねてあげましょう。
網を載せ、炭の表面が白くなってきたら食材を焼く準備は完了です。
【簡単】火起こし器を使った火の起こし方
火付けの工程も七輪の醍醐味ではありますが、「火起こし器」を別途用意すると、炭に火がつきやすくなり簡単に火起こしができます。
商品によって多少使い方は異なりますが、火起こし器が煙突の役割を果たし、火を早く起こせる仕組みです。
時短にもなりますので、七輪を効率的に楽しみたいという方は購入を検討しても良いでしょう。
七輪の火の消し方と炭の処理方法
料理が終わったら、炭を片づける必要があります。炭の処理方法は2種類あります。
炭の火が完全に消えたら、火ばさみで掴んで1つずつ水に入れましょう。火が残ったままですと、水に入れた際に高温の水蒸気が発生するので注意してください。バケツは必ず金属製のものを用意しましょう。
火消し壺は蓋をすると密閉状態になり、酸素不足で火が消えます。
火消し壺に保管してある炭はこのまま次回の炭火焼きに利用できるので、炭代の節約にもなります。
私が使用しているのはアルスターの火消し壺です。持ち運びが便利で重宝しています。
初心者が知っておきたい七輪の注意点
七輪はコンパクトで置き場所にも困らない上に、コストパフォーマンス良く炭火料理を楽しめるということが分かってもらえたと思います。
最後に初心者が覚えておきたい注意点として、屋内で七輪を使って調理をする場合には、絶対に換気をするようにしましょう。
うっかり忘れてしまうと家中が煙に覆われてしまいますし、一酸化炭素中毒の危険性もあります。
調理中は必ず窓を開けることを忘れずに!特にお肉やお魚などの油を多く含む食材は、安全のため屋外で調理するのがおすすめです。
また炭の捨て方ですが、処分する際は必ず、火が完全に消えていることを確認しましょう。
初心者の場合は水入りバケツや火消し壺に入れたまま数日放置しておけば安心ですね。
室内での使用方法についてはおすすめの卓上七輪と室内での使い方にて詳しく解説しています。
七輪初心者の使い方まとめ
知らなければ難しそうに見える七輪も、1度使い方を覚えれば初心者でも簡単に、コスパ良く炭火料理をすることが出来ます。
基本的な使い方に慣れたあとは、自分好みの炭や食材の焼き方を追及するのも楽しそうですね。
換気や火元の安全、炭の処理に気を付けて、楽しく七輪を利用しましょう!